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4月30日は母が事故に遭った日。 あの日から全てが変わってしまったな〜。 3年目にして、少しだけ穏やかになった気持ちと共に、初めて身体障害者手帳と共に発給されたタクシーチケットを使い、介護タクシーを手配して、ほんの少しだけ、母を家に連れて帰った。たった1時間半だったけど、初めの一歩。 母は全身麻痺なのでオムツのことや食事のことなど考えると遠出も長時間も無理。 朝10時にタクシーを手配して11:30には迎えに来てもらう短い行程だったけど、たとえマメが手伝ってくれても、やんちゃなMちゃんがいるとなかなか思うようにならない。 タクシーに母を乗せるときは車椅子ごとなので、車椅子にスロープを引っ張り上げるベルトを引っ掛け、ゆっくりと車体後部のスペース母を乗せる。母がビックリして、何するの?という不安な表情をし、口で何か物を言おうとしていたので、「大丈夫だよ。一緒に行くからね。おうちに少しだけ帰ってお茶をして、また、戻って来ようね」と何回か繰り返して伝えたら、ようやく少しだけ安心した表情。タクシーにMちゃんとマメと私で乗り込み、後部座席の母を見ると、ニヤニヤして、とても嬉しそう。見て見て、あんな嬉しそうな顔してる、とマメに伝えると、本当だ!!!、と二人で感動。まだタクシーに乗せただけなのに、母がこんなに嬉しそうな表情をしているのを見て、涙が堪えられなくなった。 ママ、頑張ったね、本当に。。。 車の中でMちゃんが『大きな栗の木下で』を大声で歌ってくれたり、こっちに座るー!だの、おばあちゃま〜と私の制止を振り切って後部座席に乗り出そうとしたり、取り押えるのが大変な数分だったけど、楽しい車中でした。母の家に到着し、そこから私はMちゃんと一緒に車椅子を押していたので、母の表情は見えなかったけど、マメがとっても嬉しそうだよ、と教えてくれました。 母の家には車椅子ごと入らなくてはならないので、玄関からブルーシートをリビングまで敷き詰め、なんとかリビングのテーブルの前に母を連れて行きました。 Mちゃんがちゃっかり椅子に最初に座り「プリン食べるのー。おせんべいも食べるのー!」と騒ぎ出しました。私は母の大好きなミルクティーを入れたり、セブンで買ったロールケーキとロールパンにチーズを挟んでトーストした物を用意して、みんなでいただきます!と言うと、mちゃんは自分のコップを手に取りカンパーイ!とみんなに強要(^^;; 30分ほどでしたが楽しいティータイムでした。 母はチーズを挟んだロールパンを味わって安心した表情。「こういうの、たまに食べたいよね。安心する味だよね」というと母がまたニヤリと微笑みます。セブンのプレミアムロールケーキに舌鼓をうち、たわいもない雑談をマメとしながら、片付けをして、母の家を後にしました。 タクシーがすでに外で待っていてくれて、無事に母の施設のお昼時間に間に合いました。 母は施設に戻ると少しだけ安堵した表情。 そうだよね。もう、話すことも身体を動かすことも何もできない母にとって、自宅に連れて帰られてもそこは安心する場所ではないのかも。施設では母のことをわかってくれるスタッフがいるし、3年が経ち、母の家はもはや、この施設なんだな、と感じた日でした。 施設のダイニングに母を連れて行くと、Mちゃんが大声で「こんにちはー!プリン食べたのー!」と大声で他のスタッフさんや入居者の方々に報告をします。母のランチが運ばれてきたら「わぁ!美味しそう!」と言ったり、みんなの笑いを誘います。 Mちゃんが4ヶ月目のときに母がこの施設にお世話になり始めました。振り返ると、それまでは本当に地獄のような辛い日々でした。新生児からMちゃんをシッターさんに預け、母の病院通いや施設探しに明け暮れて、産褥期の身体もまだ回復していない状況で、随分無理をしたな〜と思うけど、あの時はそれ以外の道はなかったし、母がここで少しでも安心した生活を送ってくれているのを見ると、頑張って良い施設を探して良かったと思います。それと同時に、大きな病気もせず、全く手間がかからないMちゃんのおかげなのだとつくづく思いました。 最近は年齢のせいかわからないけれど、めっきりと体力が衰え、いつも疲れていて、注意力も散漫になったことから、Mちゃんを怪我させてしまったり、うっかりMちゃんに車のキーを持たせたまま、ドアを閉めてインキー状態でMちゃんが車の中に閉じ込められて警察沙汰になったり、本当にダメな母親ぶりに情けなくなりますが、明るいMちゃんに沢山助けられてます。 母がこんな状態になり、天涯孤独だと感じてきましたが、Mちゃんにつくづく助けてもらってます。私も恩返ししなければいけないな、と思いながら、なかなか思うようにいかないけれど、頑張らなくてはね。 3年前の4月30日は羊水検査のために入院し、検査着に着替えたばかりで母の事故の一報を聞きました。まるで足が地についていないかのような感覚のまま、タクシーに乗って母が運ばれた東京医療センターに向かったのを覚えてます。時期を逸してしまい、羊水検査もその他の検査もできなかったので、出産に対しものすごく不安になり、母の事故の加害者のせいで、人間の権利まで奪われた気持ちになりましたが、健康そのもののMちゃんが産まれたことに感謝。 冒頭の写真は3年前の8月に撮りました。あの時はペッパーが私のそばにいて支えてくれました。お腹の中にMちゃんがいて、母の病院通いの毎日の暑い夏だった。帰宅してからペッパーと過ごす数少ない穏やかな気持ちでいられたひと時でした。もうペッパーはこの世にいないと思うと未だに胸が張り裂けそうな時があるけれど、その代わり、明るくて周りの人を笑顔にしてくれる大輪の向日葵のようなMちゃんの存在に感謝しなければと強く思った1日でした。
by reikopep0510
| 2016-05-01 01:24
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Comments(2)
Commented
at 2016-05-12 17:17
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
reikopep0510 at 2016-07-03 06:44
鍵コメm様、すみません(>_<)コメント頂いてるのに放置状態になっておりました。
温かいお言葉をありがとうございます。 ブログのあり方は色々あると思うのですが、私にとっては日記であり、後から読み返した時に、自分がその時どう生きていたかわかるよう、素直な気持ちを綴ってます。なので、マイナス感情炸裂の時もあったり、色々。 少しお休みしちゃったけど、またゆっくりと更新できたらいいなと思ってます^ ^
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