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今年で3年という月日が流れたのですね。 ニュースやFBなどで見かける3.11という文字を見て、あぁ、今日だったなと思い出しました。 それは決して忘れていたわけではないのですが、私の中では2013年の4月30日、母が交通事故に遭ったことがあまりにも大きすぎて、そして今後私の人生を全て変えてしまったこの悲しい出来事と日々向き合うことで精一杯の毎日ということと、そして実際にあの忌まわしい地震を体験していないことが、気がつくのに遅くなった大きな要因がではないかと思います。 出産のための入院をする前日から育てているヒヤシンスの球根は鮮やかなブルーの花を咲かせています。これを見ると、幸せな気分に包まれると同時に、春がもう来ているのだなと感じます。 中国のフライトの帰りの機上で、ちょうど食事の配布が半分ぐらい終わったところで、キャプテンからの地震の一方を知らされた時は、膝の力が抜けて、ガクガクと震え、ギャレーにしゃがみ込んでしまったのを思い出します。その知らせは「大地震で成田も羽田も壊滅的な状態」というものでした。 その日の出来事は何回もブログに記載しておりますが、この気持ち、絶対忘れることはないでしょうね。 しかし、今年は、震災の時、用賀で文房具を購入している最中で、「あのセンタービルと地面がね、まるでダリの絵のようにグニャグニャとなっていたのよ」と語っていたあの元気な母にはもう会えないのかな、と思うと、胸が張り裂けそうになり、自分の悲しみという気持ちを整理することに精一杯になってしまいます。そして来月末には事故から1年経つのかと思うと、毎日、ただガムシャラに過ごしているうちに1年が経ってしまったのかと思い、気持ちが震災ではなく、母の事故に戻ってしまいます。 自分の悲しみだけに捕われているのではなく、少しでも視野を広げてあの震災の悲劇を風化させないようにする努力をしたいものだけど、今の私には残念ながら無理そうです。 にほんブログ村
by reikopep0510
| 2014-03-11 23:17
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