by reikopep0510
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先日、買ったベビー服をテーブルの上に並べ撮影しようとした時に、うっかりカメラを落としてしまいました。。。。それ以来、お気に入りのレンズで撮影しようとしてもオートでピントが合わなくなりました。よ〜く見たら、レンズのフレームが歪んでる。プロテクターは完全に歪み、レンズ本体から外す事が出来なくなってます。オートでダメならマニュアル!とがんばっても、ダメです。普段使用しているものはF1.4、50ミリレンズなのですが、ショック、ショック!!! ピントが合わないなら、こちらがカメラのピントが合うように合わせようじゃないの!とかなりアクロバティックな格好で撮影した一枚。身体張りましたよ。妊婦の私が自慢出来る事ではありませんが。。。だって、ブーケドフォトでせっかく作ったブーケの撮影をリビングでどうしてもやりたかった! 朝のリビングでの一枚を苦労してやっと撮りました。レッスンでお持ち帰りの撮影用ブドウはずっと除湿をかけている我が家であっという間にシワシワになりましたがわからないよね? ひまわりはすぐ花首が垂れてしまいますし、水が濁るので、今日当たり、ブーケを解体してドライにしなくちゃかな? いよいよ来週で8ヶ月突入です。 気分の浮き沈みの激しい2週間でしたので、自分のこと、母のことなどあまり書きませんでした。 一番ショックなのは、2週間前の妊婦検診で体重オーバーを激しく注意された事。2週間で2.5キロも体重が増えちゃったんです。妊娠前と比べると8キロオーバー。あまり気にしていなかったら、主治医の先生が「ちょっとどうしちゃったんですか?これはまずいですよ。非常にまずいですよ。このまま増え続けたら大変な事になりますよ。一体何したんですか?」と言われました。 何したって。。。。本能と欲望の赴くまま甘いものを沢山食べました。ハイ。。。 妊娠前は甘いものは全く興味が無かったのに、最近はとっても食べたくなります。今までの人生で食べてこなかったから、いいよね?と気にせず、いただいたマドレーヌやクッキーをほおばり、美味しそうなパン屋さんやケーキ屋さんの前を通過する度にご挨拶代わりに購入をしていました。甘いものって太るのね。今まではおやつをいただくぐらいでしたら食事をした方がまし、と思ってました。だから太る原因は単なる食べ過ぎ?だったのですが、人生初、甘いもので太ってしまう苦労を味わってます。食事は粗食なのにね。 だから午前中の家事を10時ぐらいに終えたら、ダラダラする前にご褒美としてちょぴっと食べるくらいにし、乳製品もヨーグルト以外は控えるように努力してます。 母はしばらく元気がありませんでした。原因を作ったのは私かも。 あまりにも動く左手を顔のそばに持って行くので、母の写真を撮り、「今、こうなって鼻から管が入っているし、気管切開しているから触らないでね」と説明したら、急に母の表情が苦しそうな悲しそうな感じになり、それ以来、会いに行ってもあまり反応が無くなってしまいました。明らかに落ち込んで生きる気力を失っている雰囲気です。反応が無いのは、反応をするのが面倒だと思っている感じでした。妹に対してもそうでしたが、落ち込んでいる人を励ますのって2倍のエネルギーを要します。リハビリ病院に転院したら、一緒にがんばろうね、がんばればがんばるだけ良くなるからね、と言うと頷きます。「今は辛いけど、絶対いつか元通りに戻って、論文も仕上げて、本も書こうね」というと頷きます。母は会話はほとんど理解できます。書いた文字が理解出来るかはわかりません。でも意識がちゃんとあり、話も通じるのに、自分は話すことも出来ないし、自分の思っている事を伝える事も出来ない、誰も分かってくれない、身体も動かない事に絶望を感じているのでしょう。そう思うと、すごく可哀想でなりません。こちらまで悲しくなります。それでも生きている事に感謝して、いつかこの瞬間も人生の中で有意義なときだったと思えるように過ごしたいね、と母には一生懸命伝えました。綺麗事なのはわかってますが、私も母と一緒にその苦労を分かち合っているので、なかなか大変です。 そうそう、転院が7/19に決まりました。転院先の家族面談は私は妊婦検診が大幅に時間オーバーし、参加する事ができませんでしたが、妹夫妻とマメが担当医師と面談をしてくれました。私が到着すると、妹は涙目です。どうやら「最悪、リハビリを受けても全く変化がなく寝たきり」「1ヶ月でどのぐらい回復するかわかる、効果がなければ3ヶ月でリハビリ終了」など色々厳しい事を言われたみたいです。転院先の医師が母の脳の画像データを元に分析をしたところ、脳の回復の割に、身体が機能していないのはおかしい、脳幹の神経がきれている可能性あり、そうだったら、回復は見込めない、とのことです。私は話を直接聞いてないので、良かったのかも。落ち込む妹を励ましながら、「これまでだって命は助からない、とか色々言われてきたじゃない、それなのに、今は会話を理解してくれるし、麻痺と言われている右手も右足も少し動かせるし、感覚ももどってきているでしょ?」と半ば自分に言い聞かせるよう話し聞かせました。 妹の提案で、私がお台場のベビザラスに行くなら母のリハビリ用に赤ちゃん用のニギニギ?買ってきて、と言われたので、マッサージボールやガラガラなど色々買ってみました。ちょっと違う?と思ったけど、母にはあくまでも私用にと伝え、プライドを傷つけない程度にボールを握らせてみると、ちょっと嬉しそうにがんばって握ろうとします。ガラガラも、こうやって振ると素敵な音が出るね、と母の手に握らせて振ってみると、真似して振ろうとしてくれます。表情は無いし、無反応な感じだけど、母なりにすごく、すごくがんばっているんだなと思いました。 もう一つ、母の精神的な安定感の手助けになっているものがあります。 母が大昔、私たちの子供頃に購入した小学校唱歌などが収録されたLP盤10枚のシリーズ。 脳障害の人は記憶が逆行することがあると聞き、確かに「海」や「大きな栗の木下で」など子供用の歌を聴かせると表情が和らぐので、母が持っていたレコードをデジタル化にしていただくお願いをしました。インターネットで色々と検索しました。相場は一枚1500円くらいでDVDに焼いてくれるのですが、とても大切なレコードで、絶対手に入らないし、母のリハビリの運命に関わるので、少々お高くても信頼出来るお仕事をしてくださるところを選んだつもりです。レコメモさんに事情を説明し問い合わせたところ、本当に誠意のある対応をしてくださりました。一枚4000円ということでしたが、普段はもっと時間がかかるところを、私がレコードを送ってから5日も経たないで、CDに焼いて送り返してくださいました。ちょっと金額が張りますが、結果は満足以上です。レコメモさんでは作業を機械的に行うのではなく、ノイズの除去や曲名の埋め込みなど、全て実際に聴きながら手作業で行っているそうです。私も懐かしくて何度も聞きましたが、母も懐かしそうに聞き、そしてあまり動かない方の右手でリズムを取るのです。初めは私の勘違いかな?と思いましたが、指の動きを観察していると、ちゃんとリズムに合わせてます。今はパバロッティやバリトリの曲よりもこのレコードを聴きたがります。父も沢山レコードを持っていたので、母の為に、徐々にCDに落としてもらい、母を喜ばせたいと思いました。 そして義理の両親が母を見舞ってくださった時にその音楽を聴かせると「私のおじい様が歌ってたわ」とか「懐かしいな、俺の父親世代の曲だよ」などと目を細めて一緒に歌っていたので、思わぬサプライズです。ちょっと作戦成功と久しぶりに嬉しくなりました。他のレコードもお願いしなくては。 毎日、母の病院に通って音楽を一緒に聞くと、お腹の中の赤子もポコポコと動きます。これは何を意味するの?などと楽しんでます。 にほんブログ村
by reikopep0510
| 2013-07-09 06:31
| my life
|
Comments(6)
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xiangpian
at 2013-07-11 00:26
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うまい言葉が見つからなくて、なかなかコメントを残せないけれど、
ひとつ超えたら、またひとつと試練がやってくるのかもしれません。 それでも、少しずつでも快方に向かっているご様子、前を進んでいるご様子、そして、何よりreikoさんの正直でポジティブな思考に、こちらも励まされます。 頑張っていますね。 まわりに感謝する心も忘れないなんて、どれだけ人間できているんだろう・・・ すごいな。 音楽の癒し効果は、絶大だと思う。 レコードのデジタル化とは、素晴らしいアイデアですね。 優しい音楽を聴いて、みんなが癒されて。 応援していますよ、reikoさん、ベビーと一緒に頑張りましょうね。
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mahos-table at 2013-07-11 08:03
すごい回復ですね!おかあさま頑張っているのですね。周りの応援が届いているのかもしれませんね。
音楽の効果すごいです!これからも少しずつ前進していくとよいですね♪ >本のことありがとうございます!日曜日いらっしゃれそうですか? 容子さんも日曜日にいらっしゃるそうです^^
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Mizue
at 2013-07-11 20:47
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物腰の柔らかいreikoさんはすごいパワーの持ち主と知りました。ポジティブですよね。お母様を音楽で癒すこと、とっても素晴らしい事だと思います。
体重増加を気にしていらっしゃるようですが、私も全く同じでした。普段甘いものは食べないのに、妊娠してから無性に食べたくて・・・。臨月で16キロ増!でしたが、私の主治医からは全く注意されず・・・、色々ですね。生まれてからはまた甘いものはあまり食べなくなりましたよ。 きっと元気な赤ちゃんがreikoさんにパワーを与えていると思います。小さな赤ちゃんの手をお母様に握らせてあげてくださいね!!
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reikopep0510 at 2013-07-12 06:48
xiangpianさん、本当にゆっくりですが、母は回復していると思います。頷く、首を振るというのも体調によってやってくれなかったりするのですが、それでも最低限の意思疎通はなんとか出来ているのかな?母の言いたい事が分からず、がっかりした表情をされるのが可哀想ですが。
全てを恨んだり、羨ましく思ったり、世界で一番の悲劇のヒロインに思えたり、そんな心の葛藤の毎日ですが、そういう心でいると必ず、すぐに自分に恐ろしい不幸になって戻ってくるような気がしてならないこの2ヶ月です。だから、どんな些細な事でも感謝するように建前だけでもしております。しかし、マメは私の八つ当たりを一身に受けてすごく大変だと思います。妊婦のホルモンのせいか、普段から短気なのですがさらに短気でキレやすくなっております。これは治したいのですが、なかなか無理そうです。。。
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reikopep0510 at 2013-07-12 06:50
mahoさん、改めて素晴らしいレシピ本のご出版おめでとうございます。手にとるのが楽しみです。日曜日行きたいので予約だけ入れますね。ちょっとバタバタしていてわからないのですが。まだいなばのタイカレー食べた事無いので、楽しみ。
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reikopep0510 at 2013-07-12 06:52
Mizueさん、ぜんぜん、パワーなんてありませんよ。行動力はある方だと思っていたのですが、ヘタレな毎日です。
体重増加は困ったものです。でも今のMizueさんからすると、やはり出産後は体重戻るのかな?などと甘い期待をしてしまいます。 母に出産したら赤ちゃんに病院まで会いに来てね、というと頷いてくれます。しかし、私より赤ちゃんの誕生を楽しみにしていた母ですから、きっととても複雑なのでしょうね。それでも色々と母のリハビリの目標を設定してあげる事で自分も元気になれるのでがんばります。
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